ードライバーを志した理由は何ですか?
これまでいろいろな職種を経験してきました。パチンコ店の接客や人事、ホテル管理…。ドライバーは配達した分だけ収入を増やせるところに魅力を感じ、前職の接客スキルも活かせると考え、志望しました。
ー入社のきっかけや当社を選んだ理由、求職中に感じた魅力などあれば教えてください。
育休が明けた妻から「あなたの稼ぎに関係なく、私もバリバリ働きたい」と言われたのが、きっかけです。共働きになるので、「仕事も家庭も両立させられる働き方がしたい」と思うようになって。そこで、これまでやっていた宅配ドライバー以外の仕事を探し始めました。
でも、コロナ禍の影響でドライバーの求人は宅配ばっかりだったんですよ。どの会社でも「今は宅配メインだから」とつっぱねられて…。そんなときに出会ったのが今の会社です。親身に話を聞いてもらえましたし、働き始めてからもいろいろと相談に乗ってもらっています。いい会社で働けて、本当に良かったです。
ー元々大手宅配会社でバリバリ稼いでいたそうですね。そして現在はお子さんが生まれたことで、家庭との両立のために企業配送にシフトされました。そうした経験から、当社にはどのような印象を抱きますか?職場の雰囲気や一緒に働くスタッフとのコミュニケーションなど、教えてください。
今までいくつかの現場を経験してきましたが、その中でもGranArchは特に、ドライバー同士の横のつながりが強いと感じます。歴が長い人もいて、抜け道や配達先の注意点を教えてくれるなど、助け合う雰囲気がありますね。
あとは、ほかのドライバーの配達方法から学べることが多いです。というのも、日によってルートが変わったり、県や区、市をまたいだ広域のルートがあったり、宅配とは違った難しさを感じることがよくあって。「どれだけ短時間で集配できるか」が問われる仕事なので、仲間の仕事ぶりを参考にさせてもらっています。
ー以前、スポット案件の伝票を元請け会社に届けに行った際、「自社案件で稼働してほしい!」とスカウトされた新部さん。委託ドライバーとして日々心がけていることはありますか?
なんだかこそばゆいですが、あいさつと愛想は大事かな…って思ってます(笑)ドライバーの仕事はサービス業です。だから、第一印象で左右される部分が大きいなと日々感じています。
ー当社ならではの仕事のやりがいや、うれしかったこと、成功体験など、思い出に残っているエピソードがあれば教えてください。
以前に短期でEC便を担当させてもらった際、慣れないルートを任されてあたふたしてしまいました。そんなとき、ほかのドライバーに「慣れていないなりにどう乗り切るか」教えてもらい、どうにか配達を完了させられたことがありました。その現場を終えてから、少し自信がついた気がしています!
ー逆に大変だったこと、それをどうやって乗り越えたかなどについて、教えてください。
大変だったこと、いっぱいありますよ。宅配を始めたてのころ、荷物を配り切れず70個以上を未配にしてしまったこと。配達先のほとんどがタワーマンションで、深夜になっても配り終わらなかったこと。いろいろありましたね。
そういう心が折れそうなとき脳裏をよぎるのは、幼い息子を抱きかかえる妻の姿。そして、某少年漫画のセリフ。「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を喰いしばって前を向け 君が足を止めて蹲(うずくま)っても時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない」。要するに、根性で乗り切ってきたところが大きいです(笑)大切な誰かとか、大切な言葉とか…「頑張ろう!」と思える何かを持っておくと、いいかもしれませんね。
ー最後に、ドライバー志望者に向けてメッセージをお願いします!
ドライバーの仕事はとても楽しいです。そして、意外と奥が深い!荷物の積み方、ルート組み、配達…。どれもある程度のセオリーはありますが、ドライバーによってやり方が違うこともあります。だから、もし習ったやり方が難しく感じても、自分なりのセオリーを見つけていけばいいんです。誰かのまねから入ってもいい。いろいろ試してみて、ダメでも踏ん張ってみてほしいと思います。とにかく、継続が力になりますから!